江戸甲冑師 小島辰広 昭和27年青森生まれ。
中学時代より歴史に多大な興味を持ち、高校大学と年を重ねるごとに特に刀剣、甲冑に強く魅かれ、卒業後には歴史の宝庫と言われる京都に出て、京甲冑師平安光雲に入門、念願の甲冑製作に踏み出す。十余年の修行の後東京に出、京甲冑を作る傍ら江戸甲冑にも取り組み、京都時代に修得した技を新しい分野に生かし、現代感覚を盛り込んだ積極的な作品造りに取り組んでいる。江戸甲冑会の注目を集めるまさに売り出し中の作家である。