江昭和13年、先代平安武久(佐治久三郎)と妻・初代智尚(京都市伝統工芸技術功労者・智)の長男として京都に生まれる。
昭和32年、先代
平安武久に師事。
伝統技と心を学び、昭和48年二代目平安武久襲名。襲名後の活躍はまさに平安武久の名に恥じない物で、
昭和60年京人形商工業組合理事就任。
平成3年には京人形商工業協同組合理事長に就任。
平成6年、経済産業大臣より伝統工芸士に認定され、平成14年、京都市伝統産業技術功労者表彰。
平成20年にはそれまでの功績が認められ瑞宝単光章授章等、名実ともに京甲冑界の重鎮。その技は京物ならではの重厚さを漂わせ、本来の京甲冑の贅をつくしている。
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