昭和11年、京都市に生まれる。 京都粟田口の刀匠・三条小鍛治宗近の流れを組み、昭和30年に先代・粟田口清信に師事。以降、細部に至るまで一貫して手作りによる技術を研鑽し、甲冑製作に従事する。粟田口清信を襲名し、四代目当主に就任後も活躍目覚しく、平成元年、通産大臣指定「京人形」伝統工芸士認定。平成13年には「京の名工」京都府伝統産業優秀技術者表彰を受賞。数々のコンクール等において輝かしい功績を残す京都甲冑界を代表する名匠。