ひな人形の飾り方
雛人形の飾り方(1)
ひな人形の飾り方は、時代や地域により様々です。とくにこれに限るというような正しいものはありませんが、余り奇をてらったようなことはしない方がよいでしょう。下記のことを参考にしていただくとよいと思います。
飾るときも仕舞う時も手袋をするようにしましょう。
◇古いお雛様と飾るとき
お雛様は本来、持ち主が健在な間はずっとひな祭りに飾りつけ、災厄除けをしてもらうものです。ですからご家族におばあちゃま、お母さん、赤ちゃんと女性がいる場合、赤ちゃんのお雛様を中心に、すべての女性のお雛様を一緒に飾ります。
◇飾るときの方向や場所
一般的には南向きか東向きに飾るのがよいとされていますが、お雛様はそれ自身が災厄除けのシンボルであり赤ちゃんのお守りです。飾る場所や、雛人形の大きさなどを考えて飾って下さい。また、直射日光のあたらない所を選んで飾って下さい。
◇親王様(男雛女雛)の位置
お雛様は関東と関西では、お殿様とお姫様の位置が違います。関西では「天子南面して東に座す」という、古来よりの朝廷の儀式に習い、紫宸殿を背にして左が上位とする飾り方をしているので、雛壇を背にして左側(向かって右)にお殿様を飾ります。これに対し関東では、昭和天皇即位の礼の流派に習い、右に男性が立つスタイルを取り入れ、以来、雛壇を背にして右側(向かって左)にお殿様を飾るようになったとする説があります。また別の説によると、東日本でお雛様が上位である左に置かれるのは、徳川家康の孫である「興子内親王」が後に即位し明星天皇となってから、古事に習い江戸では上位の左に女雛を置くようになったという説もあります。
