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2008年03月05日

鎧・兜の飾り方

鎧・兜の飾り方(1)

端午の節句飾りは、お祝いする男の赤ちゃん自身を守るものです。一般的には長男の初節句には鎧を飾ることが多く、次男や三男は兜を飾る傾向にあります。飾りは一人ひとりのお守りですから、それぞれのお子さんに用意するのがよいでしょう。



◇内飾りと外飾り

鎧、兜など、室内に飾るものを内飾りと言い、戸外に飾る、鯉のぼりや、鐘馗旗、武者のぼりは外飾りと言います。外飾りも、それぞれのお子様に合わせて飾るのがよいとされています。

◇飾るときの方向や場所

一般的には南向きか東向きに飾るのがよいとされていますが、端午の節句の飾りは、それ自身が厄よけのシンボルであり赤ちゃんのお守りです。飾る場所や、鎧、兜の大きさなどを考えて飾って下さい。

鎧・兜の飾り方(2)

鎧・兜の飾り方(2)

鎧・兜の意匠が異なりましても、この飾り方と仕舞い方を基本にして下さい。飾るときも仕舞うときも、手袋をするようにしましょう。

◇兜の飾り方

ワンポイントアドバイス・・・飾るときには、箱から兜・鎧やお道具類を取り出す順に写真に撮っておくと後の片付けが大変楽になります。

① 兜櫃をおきます。

② 芯木を櫃の上に平行に立てます。

③ 袱紗をバランスよくかぶせます。2枚の場合は少しずつずらしてかぶせます。

④ 鍬方を左右の受け口に差し込みます。(この時、剣先が外側を向くように差し込んでください。また指紋をつけぬよう注意してください。)

⑤ 前立てを(龍頭)前部中央の受け口に差し込みます。

⑥ 袱紗のうえに上手に乗せます。前後左右の傾きを調節して、形を整えます。



◇兜の仕舞い方

① 付属品を包みます。鍬形は2まいが直接触れないように、柔らかな薄紙などで包みます。前立ても薄紙等に包んで箱に仕舞います。

② 金属部分を包みます。吹き返し、眉庇を柔らかい薄紙等で包みます。金属等には直接手を触れないように注意してください。

③ 保護のため、櫃に布または紙を敷き兜を仕舞います。

④ 保護用の布または紙を四方から包み蓋をします。上部や空間には丸めたパッキンを入れるとよいでしょう。


◇鎧の飾り方

① 鎧櫃をおきます。

② はい盾の帯の両端を、櫃と蓋の間に差し込みます。

③ はい盾の帯の中心を櫃の中心に合わせて、しっかり蓋をしてください。

④ 芯木を櫃の上に立てます。前後はやや手前に立ててください。芯木に通し、少しひじを張り気味にして形を整えてください。脇が緩んで肘が伸びた状態では、美しく見えません。

⑤ 面頬のひもの長さを調節し芯木上部に(みぞ等)にかけます。兜の眉庇と面頬が重なるくらいが美しく凛々しく見えます。

⑥ 兜の飾り方を参照して、兜を組み立ててください。

⑦ 兜を芯木に置き前後左右の傾きを調節してください。

⑧ 脛当てを、毛沓に差し込み、櫃の前面に並べます。



◇鎧の仕舞い方

① 付属品を包みます。鍬形、龍頭などの金属は、柔らかな薄紙等で包み、毛沓等は箱に入れ付属箱に仕舞います。付属箱は段ボールの箱の底に仕舞います。

② 兜は、柔らかな薄紙に包み、佩盾は薄紙またはビニール袋に包みます。

③ 胴を仕舞います。保護のため、櫃に布または紙を敷き、金属部分は柔らかい薄紙等で包み、芯木をつけたまま胴を仕舞います。

④ 兜の右側の開いた箇所に仕舞います。

⑤ 脛当てを兜の左側の開いた箇所に仕舞います。

⑥最後に佩盾を上に置きます。



※社団法人日本人形協会「節句人形小百科」より

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